クロシードについて
わたしたちが守りたいもの
わたしたちは、“人を守る商品を
受け継がれる志 ―「人を守る」ということに対する矜持。
わたしは工場長としてマスクの資材を手配・管理するほか、製造現場で機械を動かすオペレーターリーダーも務めています。
わたしたちは製造部が作ったマスクを、二回にわたり全数検品をし、袋に入れてパッケージ化をしています。この工程を手作業で行っている企業は珍しいそうですが、わたしたちにとって100%の品質基準を満たすマスクを出荷するためには必要なことです。わたしたちが
守りたいもの。POLICY
大切に考える企業であり続けたい”と
願っています。
守るという言葉には、
とても尊い意味があります。
命を守る。暮らしを守る。
そして、あなたを守る。
それゆえに、わたしたちは、
真摯にマスク作りに向き合っています。

弊社が創業以来、何よりも大切に守り続けてきたもの。それは、「人を守る」という、ただ一つの純粋な願いです。
京都府立大学 塚本学長とのダチョウ抗体マスクの共同研究開発に踏み切ったのは、常にリスクを背負って最前線に立つ、医療従事者の方々を院内感染から守るためでした。
命や暮らし、そして人を守るということに対しての矜持は、当社のすべての活動の原動力であり、その製品の高い品質と信頼の礎となっております。
この揺るぎない志を深く胸に刻み、その歴史と哲学を未来へと力強く受け継いでいくことを、まず皆様にお約束いたします。
新たな使命 ―「生活に寄り添う」存在として。
コロナ禍を経て、私たちの生活は新たな局面を迎えました。特定の大きな脅威だけでなく、季節性のインフルエンザや花粉、多様なリスクと共に生きるのが、これからのあたりまえの日常です。
だからこそ、私たちは考えます。 これからのクロシードは、皆様の「生活に寄り添う」存在であるべきだ、と。
特別な時だけでなく、毎日の生活を支えること。 通院、通勤や買い物、家族と過ごす休日のような、何気ないけれど、かけがえのない時間。
その一つひとつに「心からの安心」をお届けし、皆様の笑顔を支えること。 それが、私たちの新たな使命です。
皆様とともに、未来へ。
「守る」ことから生まれる絶対的な安心感と、「寄り添う」ことから生まれる心の温かさ。
この二つを私たちの製品とサービスに込め、皆様の暮らしをより豊かにしていくことを目指してまいります。


装置の設定が一緒でも、気温・湿度といった環境、使う資材など、さまざまな要素によってマスクの仕上がりは変わるものです。適切な条件を探すのは機械任せだけでは難しく、だからこそ人が携わる意味があるのでしょう。
そんなマスクの製造工程は、生地の成形や耳紐の溶着など、複数に分かれています。誰もがどの工程も担当できるよう、視野を広げているのがクロシードの強み。機械の調子やマスクの精度が上がらなければ全員で議論しますし、スピードよりも“確実性”を意識しています。
主力商品のダチョウ抗体マスクは、わたしの入社時にはすでにブランドが確立されていました。しかしわたしは成長を怠らず、さらなる可能性を見つけたいのです。技術進歩のためには、お客様や社内の検品担当者など、装置に詳しくない側の意見を聞くことも重要だと考えています。
ともすれば流れ作業になりがちですが、製造部のメンバーには新しい知識や工夫を取り入れながら、毎日違う自分に出会ってほしいですね。今後もクロシードはマスクの性能・機能を守り、発展させていきます。


設けている品質基準の項目は多岐に渡り、そして厳しく厳しく管理を行っています。人の目で検品するからこそ見落としを防ぐことができ、手作業だからこそ自社の商品に愛着が湧きます。街でクロシードのマスクの利用者様を見かけると、つい会釈したくなるほど嬉しいですね。
作業中は私語厳禁。スピーディーかつ丁寧に、日々の目標数をクリアしなければなりません。逆に休憩中は仕事や子育てについて話し、チーム内でコミュニケーションを取るよう心がけています。長く勤務しているスタッフが多く、お互いに信頼し合える関係性を築けています。
午前中にマスクの検品をした人は午後から袋入れに配置換えするなど、スタッフが集中力や効率を保てるよう管理するのも責任者の役割です。全員で気を抜かずに品質を守り、心を込めた商品を世に送り出していきますので、皆様にも安心してご使用いただければと思います。


